キルティングジャケットは軽くて便利ですが、着るタイミングや気温に悩むことはありますよね。
私自身も長く愛用しており、季節の変わり目にとても重宝しています。
キルティングジャケットは気温が10℃から15℃の時期に最適です。
真冬でも着られますが、防寒対策が必要です。私は寒がりなので、10℃を下回る日はダウンコートを着ています。
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ここからは、私の実体験を元にキルティングジャケットの気温や真冬は寒いのかの詳細に加え、着る時期などをご紹介します。
キルティングジャケットを着る気温は?何度から着るか目安を紹介!
キルティングジャケットを着る目安は、気温が10℃から15℃くらいのときがちょうど良いと私は感じています。
この時期は、朝晩が冷え込むけれどダウンコートほどの防寒は必要ないという、まさにキルティングの出番です。
実際に私も毎年11月頃から着始めていて、寒さが本格的になる12月の初めごろまでは、キルティング1枚で過ごせる日も多くあります。
ただし、風が強い日や雨の日は体感温度がぐっと下がるので、ストールを巻いたり、インナーを厚手にしたりして調節しています。
気温別に見ると、以下がひとつの目安になります。
15℃以上
シャツやニットで十分な日が多く、キルティングジャケットは少し暑く感じることもあります。朝晩だけ羽織るという使い方がおすすめです。
10℃〜15℃
キルティングジャケットがもっとも活躍する気温帯です。インナーにニットやスウェットを着るとちょうど良く、見た目ももたつかずスッキリ決まります。
5℃〜10℃
寒がりな方や風が強い地域では、キルティングだけでは物足りなく感じるかもしれません。中綿が厚めのタイプを選んだり、インナーにヒートテックやタートルネックを重ねると快適に過ごせます。
5℃未満
本格的な冬の寒さに入ると、防寒力の高いダウンやウールコートが活躍する季節です。キルティングジャケットは車移動が多い方や、短時間の外出ならまだ使える場面もありますが、防寒重視の日は別のアウターが安心です。
このように、キルティングジャケットは寒くなり始めた頃から春先まで、幅広い気温で使える便利なアイテムです。
キルティングコートは真冬は寒い?暖かさを解説

実際に着ている私から言わせると、キルティングコートは真冬の屋外で着るには寒いので余りおすすめしません。
私はショート丈とミドル丈、両方のキルティングコートを持っていますが、気温がぐっと下がる冬本番の時期は、ダウンコートを選ぶことが多くなります。
もちろん地域差や体質もありますが、私は冷え性なので気温が10℃を下回るような日は、キルティングだけでは寒さが気になって長時間外にいるのはつらくなります。
そのため、寒さが厳しい日にはキルティングコートよりも、防寒力の高いアウターを選んだほうが安心です。
ただし、移動が車中心で屋外にいる時間が短い場合は、キルティングでも対応できると感じます。
また、見た目の印象ではキルティングコートの方がすっきりとしていて、ダウンよりも着ぶくれしにくいのも魅力です。動きやすさもあり、コーディネートがきれいにまとまる点は嬉しいポイントです。
まとめると以下になります。
・室外で過ごすことが多い方はキルティングはおすすめできない
・逆に真冬でも室内で過ごすことが多い方にはおすすです。
私はラベンハムのキルティングコートを愛用していますが、見た目の上品さと軽さのバランスが良く、日常使いにもぴったりです。
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キルティングコートはなぜ暖かいか暖かさを解説

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キルティングコートが暖かいと感じる理由には、構造や素材の工夫があります。
見た目は薄く見えても、しっかりと防寒できるのにはきちんとした理由があるんです。
キルティングの構造が暖かさのポイント
キルティングとは、生地の表面・中綿・裏地の3層を縫い合わせたデザインのことを指します。
この縫製によって中綿が均等に固定され、着用中に片寄ったり動いたりすることがありません。
この構造によって生まれるのが「空気の層」です。
この空気層が体温をしっかり閉じ込め、外からの冷たい空気を遮る役割を果たします。
いわば、キルティングの縫い目一つひとつが断熱材のような働きをしているのです。
中綿の種類や量でも暖かさが変わる
キルティングコートに使われている中綿の素材や分量も、暖かさを左右する重要なポイントです。
よく使われる中綿素材には、以下のようなものがあります。
- ダウン
- シンサレート
- ポリエステル中綿
特にダウンやシンサレートのような中空繊維は、空気をたくさん含むことができ、軽さと保温性を両立しています。
中綿が多めに使われているタイプほど、より暖かく感じやすくなります。
暖かさに関わる3つの要素
キルティングコートの暖かさを左右するポイントを、わかりやすくまとめると以下のようになります。
- 中綿の量が多いほど、保温性が高まる
- 中綿の素材が空気を含みやすいものだと、暖かさをキープしやすい
- キルティングの縫い目(ピッチ)が細かいほど、熱が逃げにくくなる
また、表面の生地によっても風を通しにくさが変わってきます。
たとえば、ナイロンは防風性が高く、ウールや綿はやわらかく自然な暖かさを感じやすいという違いがあります。
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気温と季節別:キルティングジャケットはいつまで?着る時期とコーデ例
軽くて動きやすく、見た目もすっきりしているので、気温に合わせてうまく取り入れるととても便利です。
ここでは、春・秋・冬のそれぞれのタイミングで、どんなふうに着ればいいかをご紹介します。
【春】
春は日差しが暖かくなってくる一方で、朝晩はまだ冷える日もあります。そんな日は、軽めのキルティングジャケットをさっと羽織ると、ちょうどいい体感になります。
ベージュやくすみブルーなどの明るめカラーを選ぶと、春らしいやわらかい雰囲気に。
インナーには長袖Tシャツや薄手のニットなど、気温に合わせて調整しやすいものを選ぶのが安心です。
【秋】
10月ごろから少しずつ肌寒さを感じる日が増えてきます。
朝は寒いけれど昼間は暖かい、そんな時期には軽やかなキルティングがちょうどよく感じます。
ブラウンやカーキなどの落ち着いた色を選べば、秋らしいコーディネートに仕上がりますよ。
パンツにもスカートにも合わせやすいので、毎日の服選びもスムーズになります。
【冬】
12月から2月にかけての冬本番は、さすがにキルティングだけでは少し寒く感じる日もあるかもしれません。
私も気温が下がると、インナーに厚手のニットを着たり、ヒートテックを重ねたりして調整しています。
外で過ごす時間が長いときは、マフラーや手袋などの小物をプラスするだけでも暖かさが変わります。
キルティングは見た目がすっきりしていて動きやすいので、ダウンよりも着心地が軽く感じられるのもポイントです。
このように、キルティングジャケットは気温や季節に合わせて取り入れ方を工夫すれば、長く活躍してくれるアウターです。
その日の天気や過ごし方に合わせて、無理なく着こなしていけるといいですね。
キルティングコートの流行りはいつまでか解説
キルティングコートの流行についてですが、現在も人気が続いており、特に軽量で着心地が良く、カジュアルにもきれいめにも合わせやすい点から、多くのブランドで引き続き展開されています。
流行はいつまで続くかについて
流行アイテムの寿命は一般的に2~3年と言われていますが、キルティングコートはトレンドから定番アイテムへシフトしつつあるため、完全に廃れる可能性は低いです。2025年以降もアレンジが加えられながら着られるでしょう。
2024年の特徴
- ショート丈やミドル丈のデザインが注目されており、パンツやロングスカートとのバランスが取りやすい。
- カラーはベーシックなベージュ、カーキ、ブラックに加え、パステルカラーやくすみカラーもトレンド。
- 軽やかな素材感やオーバーサイズでリラックス感を演出。
流行を楽しむポイント
流行が続く間に、シンプルかつ質の良いものを選んでおくと、流行が落ち着いた後も長く使えます。また、スカーフやベルトでアクセントを加えることで、トレンド感をキープできます。
普段のコーディネートにも取り入れやすいアイテムなので、気に入った一着を購入するのがおすすめです!
キルティングコートで有名なブランド。きれいめを紹介
キルティングコートで有名なブランドは以下になります。
・ラベンハム
・トラディショナル ウェザーウェア
・マッキントッシュ
ここからは各ブランドを詳しく紹介をします。
ラベンハム (Lavenham)
イギリスのブランドで、キルティングジャケットの専門メーカーです。
伝統的なヨーロッパのキルティングの技術にこだわり、柔らかい中綿を厳選して使用しています。カラフルなカラーバリエーションや、トラッドなデザインが特徴で、イギリス発のキルティングブランドとして人気があります。
トラディショナル ウェザーウェア (Traditional Weatherwear)
英国発祥のブランドで、イギリスの伝統的なキルティングジャケットを再現したコレクションを展開しています。
イギリス製の綿素材を中心に使用し、こだわりの一着です。
独特のフォルムが特徴で、スタイリッシュなデザインが人気を集めています。

マッキントッシュ (Mackintosh)
英国を代表するのブランドで、防水性に優れたラバーコートを得意とするブランドですが、キルティングジャケットのコレクションも展開しています。
シンプルで上質なデザインが特徴で、防水性のある素材を使用しているため、アウトドアシーンでの着用にも適しています。上質かつ洗練された印象を持っています。

私はラベンハムの腰下までのコートを持っていますが、正直真冬の外だと腰下まであってもラベンハムだけだと寒いです。
もし、ラベンハムでおしゃれに着こなしたい方は、インナーにヒートテックを着たり、カシミヤのセーターなので防寒する事をおすすめします。
まとめ
キルティングジャケットは、見た目がすっきりしていて動きやすく、季節の変わり目から春先までとても重宝するアウターです。
気温の目安は10℃〜15℃前後で、寒い日はインナーや小物で調節すれば長く着まわせます。
真冬の防寒にはやや心細い日もありますが、車移動が多い方や短時間の外出ならじゅうぶん活躍してくれますよ。
デザインやカラーも豊富で、着こなし次第でカジュアルにもきれいめにも合わせられるのが魅力♪
その日の気温やシーンに合わせて、うまく取り入れてみてくださいね。
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